抗菌薬

誤嚥性肺炎の薬物治療

誤嚥性肺炎とは

誤嚥性肺炎は、口腔内容物や逆流した胃内容物を誤嚥することで発症する肺炎のこと。

特に嚥下障害をきたしやすい、以下のような背景をもつ患者で考慮する必要があります。

誤嚥には、食事中にむせるなど自覚症状のある顕性誤嚥と、夜間寝ている間に無自覚に気道に入る不顕性誤嚥の2種類があります。

特に、高齢者は不顕性誤嚥を起こしやすく、誤嚥性肺炎の主な原因となっています。

誤嚥性肺炎の薬物治療

基本的にはHAPの治療に準じて抗菌薬を使用します。

ただし、誤嚥性肺炎では、ペプトストレプトコッカスなどの口腔内の嫌気性菌が起炎菌となるため、

以下のような嫌気性菌にカバーのある抗菌薬を用いましょう。

誤嚥性肺炎の予防策

誤嚥性肺炎は、治療しても再発しやすく、治療の一環として予防がとても大切です。

まとめ

基本的に、誤嚥性肺炎もHAPを基準とした方針で治療をおこないますが、

嫌気性菌が起炎菌として関わってくるところが、大きな違いですね。

嚥下障害をきたしやすい基礎疾患を持つ患者では、誤嚥性肺炎を考慮し、

嫌気性菌のカバーを検討しましょう。